スマホに奪われた時間を取り戻す超具体的な方法

スマホ依存対策 一般向け情報

「新しいことを心機一転始めようと誓ったのに、気づけばスマホに時間を搾り取られていた…..」

そんな経験はないですか?

学生であれば、「勉強しようと思ったのにYouTubeやInstagramのリール動画を観て1日を無駄に過ごしてしまった」という経験をお持ちの方も多いでしょう。

はっきり言って、現代における勉強の最大の宿敵は「スマホ」です。

スマホの使用により、勉強時間の確保が難しくなり、集中力も低下します。

もはや意志の力ではスマホに抗うことはできません。意志に頼らない仕組み(環境)を作りましょう。打開策はこれしかありません。

今回は、この仕組みづくりの手始めとしてスマホの上手な使い方3つを紹介します。

画面を白黒(グレースケール)にしよう

スマホの画面で観るYouTubeの動画には鮮やかな色がついていますね。Instagramにも美しい写真がたくさん投稿されており、現代ではそれが当たり前になっています。しかし、それ

刺激強すぎです。

この刺激になれるとスマホを手放せなくなります。今すぐにスマホから色を取り去りましょう。

iphoneでは画面を白黒(グレースケール)に設定することができます。これでスマホから受ける刺激を抑られるのです。

映像が白黒になることで、現実とコンテンツの境界がはっきりします。「今自分が見ているのは現実ではない」「他人が作ったコンテンツであり、連続で映し出される画像に過ぎない」という意識を働かせることができるようになります。自分の本当にやりたいことに手をつけられるようになるでしょう。

グレースケールの設定方法(iphone)

iphoneの画面を白黒にする手順を説明します。

まず、「設定」アプリを開きましょう。

アクセシビリティ」という項目がありますのでタップしてください。

次に、アクセシビリティの中の「画面表示とテキストサイズ」をタップしましょう。

カラーフィルタ」を選択し、この機能をONにしましょう。このとき「グレイスケール」をタップします。これでスマホの画面が白黒になるはずです。

カラーフィルターからグレイスケール

通知のバイブレーションをOFFにする

これはとくに中高生におすすめする設定です。

もし勉強中にスマホの通知音がなれば、通知の内容が気になって集中できるわけがありません。そのように作られているのだから当然ですね。よって、大前提として通知音は切りましょう。

次に問題となるのは、たとえ通知音を切ったとしても残るバイブレーション機能です。通知を知らせるためにスマホが振動します。これにともない音が発生するので結局集中できません。バイブレーション機能もOFFにしましょう。

X、Instagram、TikTok、BeReal を消去する

本気で勉強したい人に、上記のアプリは必要ありません。圧倒的にマイナス面が大きいからです。

これらのアプリは人の時間を際限なく吸収します。説明するまでもなく、経験からお分かりになるでしょう。

1日の時間は決まっているのですから、スマホアプリに時間を使った分だけ勉強する時間がなくなるのは当然です。本気で勉強したいのであれば、言い訳をせずにさっさと消してしまいましょう。

また、他のゲームアプリ等も片っ端から消してしまいましょう。必要ありません。

YouTubeの使い方

YouTubeも消去してしまって大丈夫です。

しかし、YouTubeは動画学習に使用できるというメリットがあります(他のアプリでも勉強できるという人がいるかもしれませんが、それらは消してください)。

あくまでも学習用に使うのですから、YouTubeの使い方にもコツが必要です。

YouTubeをうまく利用するコツは次の3つです。

  • ショート動画を見ない
  • コメント欄を見ない
  • 動画再生中に次の動画を探さない

YouTubeを観る際にまずやるべきこと

YouTubeのアプリを開き、学習したい内容で検索をかけます。すると、ロング動画とショート動画が表示されますね(下の画像参照)。

ショート動画は基本的にみないようにしましょう。時間の浪費を引き起こすからです。ショート動画を消し、ロング動画だけを表示するには画面上部のボタンのうち「動画」ボタンをタップします。

動画ボタンを押す

これでショート動画が非表示になりました。

ショートが消えた

コメント欄は見ない

解説動画はフルスクリーンで集中してみるようにしてください。

また、動画を見るときにコメント欄を見るのはやめましょう。あなたのやるべきことは動画の出来を評価することではありません。YouTubeで授業を見る唯一の目的は、自分のわからないことを理解することです。人の感想や評価を眺める時間があるのなら、自分の頭を使ってものごとを考えることに使いましょう。

動画の途中で他の動画を探さない

動画を見ているときに他の動画を探すのはやめましょう。集中力が削がれるからです。

今見ている動画が合わないと感じたのなら、まずそれを止めて、消してしまってください。それから次の動画を探すようにします。

授業を受けるときは受ける、探すときは探すというようにメリハリをつけて、マルチタスクに陥ることを避けましょう。

まとめ:脱スマホ依存のための環境を整えよう

今回紹介した、スマホにこれ以上時間を奪われないための技をまとめます。

  • 画面を白黒(グレースケール)に設定して目からの刺激を抑えよう。
  • 通知のバイブレーションをOFFにしよう。
  • X、Instagram、TikTok、BeReal 、その他不要なアプリを消去しよう。
  • YouTubeの上手な使い方は次の3つ。
    ①ショート動画を見ない
    ②コメント欄を見ない
    ③動画再生中に次の動画を探さない

他にもスマホから抜け出すための環境づくりの方法はたくさんあります。その第一歩として、今回紹介した方法を試してみてください。少しでも自分のやりたいことに着手することができれば、自分の成長を実感することが楽しくなり、スマホを使わないことに慣れていくでしょう。

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