エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン=著 高橋璃子=訳

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「エッセンシャル思考」要約ノート

「より少なく、しかしより良く」

一人の人間が使うことのできる時間とエネルギーは限られている。無数の方向にエネルギーを1mmずつ分散させて使う人と、ある方向に集中して使う人ではどちらが大きな成果を生むだろうか。答えは後者。自分にとって本質的な仕事に集中してリソースを割くべきだ。努力した分だけ報われるというのは幻想であり、社会はそんなに甘くない。ある種の努力は、ほかの努力よりも効果が大きいのである。

「大好きで、才能を活かせて、世界の役に立てる仕事」を選ぶ

この世には「トレードオフの法則」がある。何かを選ぶということは、それ以外のものを捨てるということだ。自分にとって本質的な仕事をするためには、本質的でないものを捨てるための選択が必要である。
いつでも正しく選択できるように、自身の内面・健康状態を整えておくことが大切だ。孤独な時間を作り出し、集中できる状況に自ら飛び込もう。「集中」は自分で作ろうと努力しなければ、向こうからは決してやってこない。十分な睡眠を確保することも重要である。最大の資産は自分自身であるという事実をよく理解しよう。
魅力的な選択肢が並べられたとき、たっぷり時間をかけて選択肢を検討すべきだ。「この仕事は、自分が今やれることの中でいちばん重要か?」と自分に問いかけてみると良い。答えが「YES」なら真剣にやってみよう。「NO」ならシステマティックに切り捨ててしまうのだ。

断る

人から何か仕事を頼まれたとき、すぐに引き受けるのはもうやめよう。自分の中で明確で厳しい基準を定め、本質的でない選択肢を捨てるシステムを作ったら、そこに依頼を振り分ける。9割型の依頼は捨てることになる。しかし、それでいい。誰もが何かを売り込んでいる時代に、軸を持たず、全てを引き受けようとすることは不可能だ。相手のために自分を壊してはいけない。

やめる

何かに取り組んである程度時間が経過したとする。そこで重大な過ちが見つかった。このような場合、今までの努力が足枷になって過ちを認めるのが難しくなる。この心理をサンクコストバイアスという。
エッセンシャル思考の人は勇敢に自分の過ちを認める。サンクコストバイアスに囚われずにダメな行動はキッパリと捨てることができる。さまざまなプレッシャーに負けない度胸と勇気が必要だ。

本質目標を立てる

本質目標とは、シンプル具体的魅力的、かつ測定可能な目標のことをいう。
心の内に漠然とやりたいことを感じたとき、この4つの条件を満たすように、本質目標を文章に書き出してみよう。

見積もりは1.5倍で考える

人の主観的な見積もりは非常にあまい。最初の見積もりを1.5倍するくらいがちょうど良い。大切な人との待ち合わせ場所まで10分かかるのなら、15分前までには家を出よう。

ボトルネックを見極める

非エッセンシャル思考の人は目の前の枝葉の事象に翻弄され疲弊する。
エッセンシャル思考の人は幹となる本当の問題(ボトルネック)をしっかりと認識し、最も効果的な方法で対処する。

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